普段Webアプリケーションのテストケースを書くことがおおいのですが、
毎日デプロイがありそうなアプリでは、素早い仕上がりが求められることもあり、
テストの工程をだいたい二段にわけています。
1つ目:
ユーザー操作(クリック、ドラック、ブラウザバックなど)を0スイッチととらえたテストケース。
便宜上UTと呼んでいますが、当たり前品質を保証するもの。
お弁当QAではテンプレートがあるので、どなたが作ってもだいたい同じ粒度のものが出来上がります。
2つ目:
ユーザー操作をスイッチととらえて、2スイッチぐらいまでのもの。
PCリテラシのないテスターを想定して、シナリオ形式にしたり、練度の高いテスター向けには
マトリクスのまま提供することもあります。
ここでリスクを考慮してシナリオ、組み合わせ、ストレス、いじわる系、タイムライン、ステータス遷移などなど、いくつか既存の技法を用いて用意します。
UTでUIごとの単体動作が保障されているのを前提に起こり得るものを確認します。
ユーザー操作もテンプレートにしています。
ここは、B2BとB2Cやユーザー層など、初期インプットをベースに使うテンプレートを考慮します。
つまり、考えることをある程度使いまわしているので、作るのが早くなりました。
これを冷凍化と呼んでいますが、ここまできたら、自動テストのシナリオ作成自体が
工場の組み立て作業的なものになっています。
プラスアルファで、経験をベースにした勘所を足します。
秘伝のたれ?